手術の際の切開や凝固には、電気メス、炭酸ガスレーザーなどが使われますが、 RF (Radio Frequency、高周波ラジオ波)を用いたRFメスでは、 これらの器械と比べて、 より組織障害が少なく微細で優れた切開が可能になります。 出血の少ない繊細な操作が可能なため、皮膚科、小児外科、 耳鼻科、産婦人科、形成外科、眼科など、 広い診療科で用いられています。眼科では、眼瞼下垂をはじめとする眼瞼手術に多用されています。 以前より時々出席させて頂いておりますが、 今回は第14回となる日本RF手術研究会に参加してきました。 産婦人科や小児外科の手術ビデオの供覧や、 海外からのspeakerによる講演がありました。 また眼瞼下垂の手術については、 形成外科の先生による詳しいセミナーがありました。 当クリニックには、ellman社の高周波ラジオ波装置が2台( サージトロン・ペレベS5、サージトロンEMC)があり、 眼瞼下垂、眼瞼内反などの眼瞼手術に使用しております。
