アラガン社のヒアルロン酸「ジュビダームビスタ」のシンポジウムに参加してきました。台風も近づいて来ている中大勢の出席者があり、シンガポールと中継を結んだ、有意義なシンポジウムでした。
ヒアルロン酸注入は、見た目のアンチエイジングの中でも広く普及してきている治療です。いろいろな製剤、いろいろな注入法がありますが、合併のリスクもありますので、より安全な治療が求められます。
そのためには、国内で正式に承認された薬剤を用いて、適切な注入を行うことが必要です。
ヒアルロン酸注入ですが、従来は法令線など患者さんが気になるシワ、溝をヒアルロン酸で埋める方法が主になされて来ました。しかし現在の治療法は、顔の輪郭を整え、また年齢によって減少したボリュームを修正し、また弛緩した靭帯を支えることなどにより若返りを目指す方向にあります。
ブラジルのディマイオ先生が考案したMD-Codesとは、顔のどの部位に、どの程度注入すれば、より効果的で、安全に治療ができるかを示した注入法です。