福岡で行われた日本白内障屈折矯正手術学会でも、新世代の多焦点眼内レンズ「テクニス シンフォニー オプティブルー」の話題が沢山ありました。
この眼内レンズは、Extended Range of Visionと呼ばれ、焦点深度を伸ばすレンズで、近くの見え方がこれまでの眼内レンズと比べ若干落ちますが、コントラスト感度の低下や夜間のグレア・ハローなどが少ないレンズです。
欧米では、今後 Extended Range of Vision が主流となってくることが予想されています。
日本では細かい文字(漢字)を読むことが必要で、欧米人より高い近見視力が必要となる場合があります。
患者さまのライフスタイルに応じて1️⃣従来型の多焦点眼内レンズと、2️⃣新世代の多焦点眼内レンズ Extended Range of Vision を選択していく必要があります。
