白内障手術のセミナー、加齢黄斑変性のセミナーに参加しました。
12月第二週の週末は、2件のセミナーがありました。
まず白内障屈折矯正手術学会のセミナーです。会場は都内のホテルで、クリスマスの装飾がありました。
多焦点眼内レンズには、近用加入度数をいくつか選択することができます。最近使用できるようになってきた、近用加入度数が低い多焦点眼内レンズの成績が良好であるというお話がありました。
読書をする、PCをする時間が長い、スポーツが好きである、など、患者さんのニーズによってレンズを選ぶ必要があります。
ついで会場を移動し、加齢黄斑変性のセミナーに参加しました。
ここでは、慶應義塾大学の栗原講師による講演がありました。加齢黄斑変性は、失明の原因となる代表的な眼疾患ですが、病態について詳しいお話がありました。現在、浸出型加齢黄斑変性の治療は抗VEGF薬の硝子体注射が主体となります。日常の診療にも役に立つ情報が得られました。